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​先生、おしえて!

「夏バテ」って何?(1)

[ポイント] 水分は、摂りすぎても、 不足しても、夏バテを悪化させる


夏は暑さのために、普段よりも体力を消耗する。普段なら、消耗した体力は食事や睡眠で回復するが、暑さで食欲が落ちたり、夜眠れないことがあるために、夏バテが起こります。

症状は、食欲がない、日中早くから疲れを感じる、体がだるい、朝からやる気が出ない、などが挙げられます。これらの症状は、お互いに連結しあって、悪循環になりがち。例えば、食欲がないから疲れやすい→疲れて体がだるくなる→体がだるくてますます食欲がなくなる、といった具合です。

このような悪循環に陥るのは、水の摂取の仕方に問題があるからだと考えられています。


1:水の飲みすぎ:

汗をかいたときは、水分補給が必要ですが、喉越しがよいからといって、必要以上に冷たいジュースなどを一度に大量に飲むと、胃液が薄まり、胃腸が冷えてしまいます。その結果、消化機能が低下して食欲がなくなり、栄養不足を招きます。


2:脱水症状:

1とは正反対に、水分補給が不十分なために夏バテを引き起こすことも。大量に汗をかいたにもかかわらず、水分補給を怠ると脱水症状が起こります。汗にはミネラルやビタミンも含まれており、脱水症状は、汗と一緒にそれらが失われた状態で、体の様々な働きを正常に保てなくなり、だるさの原因に。さらに、脱水になると血液が濃くなり、流れが悪くなります。そうすると、疲労物質である「乳酸」が筋肉にたまり、だるさを悪化させてしまいます。

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